社長・経営者が現場の違和感を感じていても、なぜそのままになってしまうのか

社長・経営者が現場の違和感を感じていても、なぜそのままになってしまうのか 組織・人材
社長・経営者が現場の違和感を感じていても、なぜそのままになってしまうのか

前回の記事では、
現場が崩れ始めるときに起きるサインについて書きました。

現場の空気が悪くなる。
愚痴が増える。
人が少しずつ疲れていく。


そういう変化は、
経営者自身も気づいていることが少なくありません。

「なんか最近、うまく回っていない」
「このままでいいのかな」

そんな違和感を感じながらも、
すぐに大きく動かすわけではない。そのまま進んでしまう。

それは決して、
問題を見ていないからでも、気づいていないからでもないと思います。

今回は、
社長・経営者が現場の違和感を感じていても、
なぜそのままになってしまうのか。

その背景にある現実を整理してみます。

分かっていても、すぐに変えられないことがある

現場に違和感があっても、すぐに人や役割を変えられるとは限りません。

特に小規模の会社では、
・人手が足りない
・任せられる人が限られている
・急に抜けられると現場が回らなくなる

こうした現実があります。

たとえリーダーに問題があったとしても、
その人を外したり、役割を変えたりすることで
今の仕事が止まってしまうこともある。

だからこそ、
「気になるところはあるけど、今は様子を見るしかない」
そういう判断になることも少なくありません。


大きな問題が起きていないと、後回しになりやすい

現場に多少の違和感があっても、すぐに売上が落ちるわけではありません。

営業は動いている。
現場も回っている。
クレームもそこまで多くない。

そうなると、
「まだ何とかなるかもしれない」
そう思いやすくなります。

でも実際には、
・スタッフの不満が増えている
・小さなミスが増えている
・空気がギスギスしている
・辞めたいと思っている人が出てきている


こういう変化が、すでに始まっていることがあります。

数字にはまだ出ていない。
でも現場の中では、少しずつ崩れ始めている。

これが一番見えにくく、後から響いてきます。


長く現場を支えている人ほど、簡単には外せない

長く現場にいる人は、
仕事の流れも、人の癖も、細かいことも把握しています。

「あれはあの人じゃないと分からない」

そういう仕事を持っていることもあります。

たとえ問題があったとしても、
・現場を回している
・経験がある
・細かいところまで知っている

そう思うと、
「今ここで動かして大丈夫だろうか」
という迷いが出てきます。

経営者としては、現場を守るために慎重になる。

それが結果として、
そのままの状態がずるずると続く理由になることもあります。


本当に見たいのは、周りの人の変化

問題があるかどうかを見るとき、
中心にいる人だけを見ても分からないことがあります。

むしろ見るべきなのは、その周りにいる人たちです。

例えば、
・前より意見を言わなくなった
・必要以上に関わらなくなった
・相談が減った
・表情が固くなった
・最低限のやり取りしかしなくなった

こういう変化です。

経営者は日々、
・売上を見て
・人を見て
・資金を見て
・これからの次のことを考えている。

現場の細かい空気まで見る余裕がないことも多い。

でも、こういう小さな変化の中に、
次の問題の種が隠れていることがあります。

気づいた時には、

「もう辞めることを決めています」
…そう言われることもあります。


“あの人に問題がある”だけで終わらせない

現場で問題が起きると、

「あの人が問題だ」
「あの人は使えない」
「あの人が空気を悪くしている」

そう見えてしまうことがあるし、実際に、そういうこともあります。

でもそこで止まってしまうと、本当の原因が見えなくなります。

なぜ、その人の言葉が現場に広がるのか。
なぜ、周りが何も言えなくなるのか。
なぜ、不満が増えていくのか。
なぜ、離れる人が出てくるのか。

見るべきなのは、一人の問題だけではなく、
その影響がどう広がっているかではないでしょうか。


違和感が小さいうちに見ておくこと

現場の違和感は、大きな問題になる前ほど見えにくいものです。

まだ辞めていない。
まだ揉めていない。
まだ売上も落ちていない。

だから、「まだ大丈夫かな」と思いやすい。

でも実際には、
そう思っている間にも現場の空気は少しずつ変わっています。

違和感があるということは、
何かがズレ始めているサインでもあります。

その小さなズレを、今どう見るか。

それが後の流れを大きく変えていきます。


こういうとき、五行易ではこんな問いを立てます

現場の問題は、
表に見えていることだけでは判断しきれないことがあります。

五行易では、例えばこんな問いを立てます。

・今のリーダーをこのまま任せ続けてよいか
・現場の不満は今後大きくなるか
・この人を中心に置いたままで組織は安定するか
・今動くべきか、様子を見るべきか
・この問題の本当の原因はどこにあるか

表面だけでは見えない流れを見ることで、
今どう動くべきかの判断材料になります。


現場の問題は、
大きくなってから始まるものではありません。

小さな違和感が積み重なり、少しずつ形になっていきます。
だからこそ、
「まだ大丈夫」と思えるうちに見ておくことが大切です。


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